自律神経失調症
絶対に知ってほしい!!
この記事で伝えたいことは大きくこの2つです。
これを知ることが改善の第一歩になるのでしっかり理解してください。
1、多くの自律神経失調症が改善しない4つの理由
2、自律神経失調症になってしまう5つのストレスの種類
多くの自律神経失調症が改善しない4つの理由
1、体の過緊張=体のコリ
自律神経失調症が改善しない理由の一つに体のコリがあります。それは自覚しているかどうかは別です。特に首や肩のコリが強くあることが多いです。
また病院では体の緊張やコリを診察することはまずないので、見落とされます。
そしてこの分野は整体及び手技療法の分野になります。当院に自律神経失調症の方が多く通う理由はそのためです。
自律神経失調症の方の場合コリがある場合がほとんどですが、稀にコリがない場合があります。その場合は他の3つの理由のどれかが考えられます。
2、栄養学的問題
女性に多いです。女性は生理や出産があるため。
リラックスさせるホルモンの材料は栄養からできています。栄養学的な問題があればそのホルモンを作る材料が不足してしまいます。
そして病院の検査で異常がなくても栄養学的な問題が起こります。
3、精神的問題
精神的な問題で起こっている場合もあります。
ただ精神的な問題が解決されても改善しない場合も数多いです。その場合は他の問題にも目を向けてみるのがいいです。
4、薬物的問題
これも非常に多いです。
当院では抗不安薬、睡眠薬、抗うつ剤は身体を緊張させると考えています。(=1の問題につながる)
薬の問題は複雑なのでぜひ調べてみてください。ただしいきなりやめるのは避けましょう。
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複合的な考え方で自律神経の不調の改善を目指します。
自律神経の不調を改善するのに何か一つを変えても効果が乏しいです。
それは原因が複雑に絡み合っているからです。
自律神経失調症になってしまう5つのストレスの種類|坂戸市 シゲ整体院
そもそも自律神経とは?
自律神経は内臓の働きや体温・血圧・ホルモン・免疫などを自動的に調整してくれている神経です。
交感神経と副交感神経があります。
交感神経
活発的に動いたり、興奮したり、緊張したりする時に働きます。
ストレスがかかると働きが強くなります。
また、緊張感や不安感、怒りなどの感情でも強く働きます。
副交感神経
眠ったり、休んだり、疲労をとったりする働きがあります。
どちらかだけではなく両方がバランスよく働くことが本来大事です。
自律神経が乱れる原因
自律神経を乱してしまう原因は一言でいうと「ストレスによる疲労の溜まりすぎ」です。
特に現代はストレス社会のため、交感神経が活発になりやすく常に心も身体も過緊張状態の方が多いです。この状態が続くことで様々な不調を身体が出します。
超重要!!5つのストレスとは?
ストレスというと精神的なものばかりに目が向けられがちですが、当院ではストレスを5つに分類しています。
これらの足し算が心身にかかっているストレスなのだとお考えください。
精神的ストレス
人間関係、認められない、自己重要感がない、嫌だなぁと思う事など
構造的ストレス
背骨や骨盤の歪み、姿勢の悪さ、太りすぎ
化学的ストレス
栄養の過不足、薬品、添加物、カフェイン、タバコ、排気ガス、砂糖など
温度・湿度ストレス
暑すぎる寒すぎる(自律神経が乱れている方は体温が低い傾向あり)、湿度が高い低いなど
電磁波ストレス
スマホ、パソコン、テレビ、タブレットの見過ぎ
自律神経の乱れを良くする方法は?
坂戸市シゲ整体院では上記のストレスの足し算を減らしていく事が重要だと考えています。
特に構造的なストレスに着目しそこを中心に他のストレスを減らしていく事を指導させていただきます。
身心一如
東洋医学では「しんじんいちにょ」という言葉が使われています。体と心は一体であり、分けて考えることはできません。
体→心、心→体、という様に相互に関係しているのです。
体の調子が良ければ心の調子も良いですし、体の調子が悪ければ心の調子も良いです。身体の調子を良くすることはメンタルケアにも繋がります。
自律神経に対する整体|坂戸市 シゲ整体院
精神的ストレス、不安、栄養、環境的な問題、薬など…
自律神経症状の原因はその方によって様々ですが、
自律神経症状の大きな原因は首にあると当院では考えています。
多種多様なストレスにより疲労が溜まりすぎると首の筋肉が緊張して固くなってしまうのです。その結果として自律神経の不調を引き起こすのです。
※背骨の調整をすると疲労が抜けやすくなります。
この状態を放っておくとどうなる?
放っておくと、最終的にうつ症状をきたすこともあります。
病院では検査で異常がないことが多く、対処できないことが多い。
精神的な問題で片付けられ、精神系の薬を処方されるケースも多いが返って悪くなるケースもある。(ネットで調べてみるといいと思います。)
自律神経失調症の症例|坂戸市 シゲ整体院
※症例の一部を記載しています。
症例1
患者・症状
40代女性 坂戸市 主婦
首肩のコリ、吐き気、目の痛み
整形外科でしっぷや薬、マッサージや牽引をしたが変化を感じなかった。
目の痛みから肩こり、頭痛、吐き気が出て寝込むことがある。眠れないこともある。
所見・施術
軽い側弯があり、背骨の動きが悪くなりやすい。首や肩のコリが強い。頭痛ポイント、右耳ポイント、目ポイント、右C2、両下腿2~4に圧痛。
DRT、DRTクラニアル
経過
パソコンやテレビの見すぎだったため、見る時間も減らすように指導した。背骨の調整後の状態を保つために座り方の指導と肩の体操を徹底してもらった。
症例2
患者
女性 20代 坂戸市
来院2か月前から異常な眠気で日中もツライ
全身に汗をかきやすく、かゆみがでやすい(10年位前~)
気分が不安定になりがち
頭痛が週に4~5回
ニキビが治りにくい
所見
・症状自体は全て自律神経の乱れから起きているものだと考えた。
本人もストレスや疲労を自覚している。
ただ、本人は自覚してなかったが首や肩が固く緊張している状態。
首や肩のコリというものは自律神経が乱れているのを確認できる一つの指標である。
首や肩が凝っていると睡眠が浅くなり寝て起きても身体がうまく回復しない。
また首肩頭というのは熱を発散させる場所だと考えており、コリが強いと熱が発散されずこもってしまう。
これが汗やかゆみ、ニキビにつながっていると考えられる。
・背骨の動きが固い
・頭痛ポイントに痛みあり
施術
DRT、DRTクラニアル
経過
汗、かゆみは施術開始してからほぼない。頭痛は週に1回まで減った。ニキビはまだ気になる。
頭痛も生理中のみくらいしか感じなくなった。異常な眠気、気分の落ち込みはなくなった。ニキビは当初よりだいぶ薄くなった。
症例3
患者・症状
男性 40代 坂戸市
目の奥が痛い
喉の違和感
頭が熱く、ビリビリ感じる
首や肩の突っ張り感
音が響く(聴覚過敏)
めまいのような立ちくらみ
耳鼻科や整形外科、脳外科を受診するが異常がなく、貧血もない
抗不安剤を処方される。
仕事が1日できず、午前中のみで早退することが多い
1日のうち半分以上横になっている。
唾飲むと耳に響く
所見
背骨の動きが悪い
それに伴い首から肩、背中にかけてのコリが強い。
また、耳のポイントに反応あり
ストレスにより身体を緊張させ、自律神経のバランスを乱していて様々な症状を出している事を説明。
首肩周りの緊張が抜ければ自然と今より元気になるはずと見立てた。
施術
DRT、頭の調整、同時に自分でできるセルフケアを伝えた。
経過・考察
回数を重ねるごとに体調が良くなり、1ヶ月くらいで仕事を早退することはなくなった。今は音が響く感じは当初1日30回くらいあったが10回くらいに激減した。めまいのような立ちくらみも感じなくなった。
体調の回復をご本人も強く実感していて、笑顔もとても増えました。
症状の強弱や回数はだいぶ減ってはいるもののまだなくなってはいないので継続して施術していく。